社会福祉法人「瑞宝会」が運営する宇都宮、栃木両市内の知的障害者支援施設で昨年、職員が入所者に暴力を振るった事件を受け、栃木市は8日までに、市内の全ての障害者福祉施設を対象に2018年度から、事前通告なしの巡回指導を実施することを決めた。

 従来は事前通告をした上での監査を2年に1回のペースで行っていた。事件を踏まえて再発防止を図るため、この監査とは別に、巡回指導を行うことにした。

 対象となる施設は59カ所で、各施設を年1回程度巡回することを目指す。巡回は市福祉総務課と市障がい福祉課の職員が2人1組で行う考え。

 市が施設に出す書類を郵送でなく手渡しにするなどして巡回の機会をつくり、入所者や職員とコミュニケーションを図りながら施設の運営状況を確認するという。