宇都宮市役所

 県内でも急増する新型コロナウイルス変異株の早期発見と拡大防止を図るため、宇都宮市は21日、保健所が無料で行うPCR検査の対象者を26日から4日間限定で拡充することを決めた。「変異株対応臨時PCR検査」として、やむを得ず県外の感染拡大地域へ出掛けた場合など一定の要件を満たす市民を対象とする。

 外出先で飲食した場所に感染者がいたものの、保健所の検査の対象とならない人などを想定している。

 臨時検査の対象は、(1)過去10日以内に感染流行地域(緊急事態宣言、まん延防止等重点措置地域)へ行った(2)冠婚葬祭や通学など、やむを得ない外出だった(3)感染が疑われる人との接触があった(4)無症状-の全ての要件を満たす市民。受付時に審査する。

 旅行やコンサートなどが目的の外出は対象外。通勤や出張は、市が行っている従来のビジネスPCR検査補助の対象となるため、臨時検査の対象とはならない。

 臨時検査の実施日は26~28日と31日。ドライブスルー方式で実施し、1日25件、計100件程度を想定する。陽性が判明した場合は変異株のスクリーニング検査を実施する。市保健予防課は「4日間の結果を見た上で、その後も実施するか検討する」としている。

 希望者は市ホームページ掲載の申込書を市保健予防課に提出する。予約受け付けは24~28日。

 保健所が無料で行う通常のPCR検査は、陽性が判明した感染者との濃厚接触者または接触者で、症状がない人が対象となる。