佐野市葛生地区の夜空を彩った大輪の花火を先日、必死にカメラに収めた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、毎年恒例の「くずうフェスタ花火大会」が2年連続で中止となったことを受けたサプライズ花火。わずか2分間、75発の打ち上げだったが、終了後の夜空には地元の人からの大きな拍手がこだました。

 佐野市には昨年4月に赴任したため、くずうフェスタの花火大会は見たことがない。関東一早いと言われる8千発余りの大輪は見応え抜群だと聞く。今年はあるかなと少し期待していた分、収まらない感染症が恨めしい。

 サプライズ花火は、花火大会を運営する葛生産業協会の森川嘉洋(もりかわよしひろ)事務局長が企画。「花火大会はもともと地元の人への恩返しであり、安全祈願。だからこそ盛大にやりたい」と少し照れくさそうに話す。

 来年こそはコロナ収束を祝った大輪の花火を撮影したいと心底願った。