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羽化を終え成虫の姿となったエゾハルゼミ=20日午後9時25分、那須塩原市中塩原

 栃木県那須塩原市塩原地区でエゾハルゼミの羽化が始まり、初夏の訪れを告げている。同市中塩原の箱の森プレイパークでは20日夜、セミが透明な羽を大きく広げて羽化する様子が見られた。

 エゾハルゼミは体長5センチほどで、主に標高の高い場所に生息する。ヒグラシのような鳴き声で、塩原では6月ごろに一斉に鳴き始めるという。

 同日午後7時半ごろ、木に止まっていた幼虫が徐々に殻を破り、身体を反らせながら抜け出して2時間ほどで成虫の姿になった。塩原野生動物研究会の君島章男(きみしまあきお)代表(63)は「鳴き始めると春も終わりという感じがする。セミの大合唱は7月上旬まで続く」と話した。