県庁で開かれた「いちご一会とちぎ国体」本大会500日前の記念セレモニー=19日

 2022年10月に本大会が開催される「いちご一会とちぎ国体」で、協力のため契約を結んだ企業協賛は計82社となり、協賛金や募金を合わせた総額は2億5千万円を超えたことが19日、県国体・障害者スポーツ大会局への取材で分かった。ただ、新型コロナウイルスの影響で企業訪問が難しい状況などもあり、目標額の5億円にはまだ及んでいない。本大会開催まであと500日となる中、同局は協賛金よりも協力を得やすい物品提供なども呼び掛けるとともに、運営ボランティアも増やしていく考えだ。

 企業協賛の募集は19年8月から開始した。初年度は半年ほどで53社と契約したが、20年度はコロナの感染拡大の影響を受け、約半分の26社に落ち込んだ。特に同年度上半期は厳しく、6社のみ。同局によると、緊急事態宣言下などで思うように企業訪問ができず、各企業の業績悪化も響いたという。21年度は3社と契約を結んでいる。

 一方、10万円相当額以上の物品などを提供または貸与してもらう協賛は20年度上半期の1社に対し、下半期は5社に増えた。これまでに25社から自動車をはじめ、文房具やマスク、フェイスシールドなどのコロナ対策用品の提供・貸与を受けており、同局は物品協賛の募集にも注力する計画だ。

 会場案内などを行う運営ボランティアは、4月末までに956人が申し込んでいる。同局は冬季大会、障害者スポーツ大会を含めて延べ5250人のボランティアを見込んでおり、一層の呼び掛けが必要な状況。手話通訳などを担う情報支援スタッフも足りておらず、引き続き募集に力を入れる。

 同局は「20年度上半期に比べればコロナの影響も落ち着いており、企業などに声掛けをしていく。1人でも多くの県民に参加してもらえる大会になるよう努めたい」としている。