エシカル甲子園で入賞した地域デザイン班の生徒たち

 【栃木】栃木農業高の農業環境部地域デザイン班が、3月に徳島市で開催された「エシカル甲子園2020~私たちが創る持続可能な社会、そして今できること~」で徳島県教委教育長賞を受賞した。伝統工芸品「都賀の座敷箒(ほうき)」の継承と、ほうきの原料となるホウキモロコシ栽培による耕作放棄地の解消を目指し、有機栽培試験などを進めている活動を発表した。初出場で入賞を果たした生徒らは「地域課題を解決したい」と取り組みを続けている。

 エシカル甲子園は、人や環境に配慮した消費行動「エシカル消費」の推進や実践を行う高校生らが日頃の取り組みの成果などを発表する場。徳島県教委、徳島県主催で、2回目の開催となったエシカル甲子園2020には全国87校が参加し、地方ブロック代表などの計10校が本選に出場した。

 栃木農業高の地域デザイン班は部活動の一つで19年に新設され、耕作放棄地の増加と伝統工芸品の後継者不足の解決をテーマに活動。同校のほ場でホウキモロコシの有機栽培試験を実施し、品質や収量などのデータを収集したり、ほうき作り体験のワークショップを開催したりするなどして取り組みを進めている。