過去に行われた神輿渡御(市商工観光課提供)

 【さくら】喜連川神社神輿(みこし)渡御実行委員会は、7月24日に開催を予定していた同神社夏祭り例大祭「天王祭」を中止することに決めた。新型コロナウイルス感染症対策で昨年に続く中止となった。元市議で同神社責任役員の渡辺好三(わたなべこうぞう)さん(87)は「安心安全が最優先との判断だが、2年連続の中止で伝統行事が忘れられてしまうのでは」と危惧している。

 約460年の歴史があるといわれる天王祭は、約1トンのみこしを交代で担ぎながら喜連川地区を練り歩き、神社へ奉納する伝統行事。当番が持ち回りで担当する担ぎ手は白装束に身を包み「白張(しらはり)」と呼ばれる。神社の急階段を登攀(とうはん)する「お上がり」でピークに達する。