第一声を放つ粉川昭一氏=16日午前9時40分、日光市木和田島

 逝去した大嶋一生(おおしまかずお)市長とは、市の課題や施策を語り合いながら、市を前に進めるため共に活動してきた。

 新型コロナウイルス対策ではワクチン接種の予約が始まったが、多くの市民が不安を持っている。コロナ禍で市の経済も大きな影響を受けており、スムーズなワクチン接種が最優先課題。市の組織体制としてコロナ対策室では不十分。対策センターへ拡充し、早急に安心してワクチン接種ができる体制を整えていく。

 長期財政収支見通しでは、今後数年で市の貯金が底をつく。収支バランスが取れておらず、市の財政は待ったなしの状況だ。行政にはコスト意識が不足している。

 私は民間会社の経営者でもあったので、民間の感覚を生かして財政を立て直し、子や孫の若い世代にこの街を託せるようにしたい。

 多くの地域を歩くと、合併しなければよかったとの不満の声を聞く。これを何とかしなくてはいけない。ワンチームの日光をつくるため、頑張っていく。