最盛期を迎えているよしず作り=15日午前10時45分、小山市下生井

 本格的な夏の到来を前に、栃木県小山市下生井の「池貝正一商店」でよしず作りが最盛期を迎えた。

 同店では渡良瀬遊水地で冬に刈り取ったヨシを使用している。作業は4月に始まり、出来上がったよしずは県内外に出荷される。代表の池貝孝雄(いけがいたかお)さん(66)によると、近年は中国産のよしずが多く流通し、国内産は貴重だという。

 15日は次男の将大(まさひろ)さん(34)らが作業を行った。皮をむき長さ1・8~3・6メートルに切りそろえたヨシを専用の機械で編み上げていった。孝雄さんは「ここ数年は台風などが多く、素材の確保が難しくなっている。選別した良質なヨシを使って丈夫で長持ちするよう心掛けている」と話した。