東京都八王子市で4月、外階段が崩れ住人の女性が転落死したアパートを施工した「則武地所」が、横浜地裁相模原支部に自己破産を申請したことが14日、分かった。不動産部門で販売低迷が続いていたのに加え、事故で警視庁の家宅捜索を受け、事業継続を断念したとみられる。

 帝国データバンクによると、負債総額は昨年4月期末時点で約4億円。2000年に創業し、主にワンルーム用の3階建て共同住宅を受注してきた。近年は業績が悪化し、下請け会社への支払いや給与給付も滞ることがあったという。

 事故は今年4月17日に発生。外階段が崩れ、上っていた女性(58)が転落、5日後に死亡した。