一騎打ちが濃厚な粉川氏(右)と阿部氏。財政難など課題が山積する市のかじ取り役を担うのは誰か。背景は日光市役所

 日光市の大嶋一生(おおしまかずお)市長の急逝に伴う市長選は16日告示、23日投開票で行われる。短期決戦となる中、大嶋氏の盟友だった前市議粉川昭一(こなかわしょういち)氏(57)と、前回市長選で大嶋氏にわずか15票差で敗れた元副市長阿部哲夫(あべてつお)氏(71)=自民推薦=が名乗りを上げ、自民系新人2人の一騎打ちが濃厚だ。4人が出馬した前回に続き、保守分裂の選挙戦に突入する。

 大嶋氏の葬儀翌日の4月11日。大嶋氏と、いとこの自民党県議阿部博美(あべひろみ)氏、粉川氏の各後援会が市内で集まった。「盟友の信条を継ぐ」。そう決意を固めた粉川氏の擁立を決めた。