6月末で閉館する足利市民会館

多くの市民や職員の拍手を受け、初登庁する早川市長

6月末で閉館する足利市民会館 多くの市民や職員の拍手を受け、初登庁する早川市長

 4月25日投開票の足利市長選で初当選した早川尚秀(はやかわなおひで)市長は13日、初登庁して臨時記者会見に臨み、足利、足利女子高の統合新高の敷地となるため6月末で閉館する市民会館の再整備先について、朝倉町の市民プラザ敷地内としていたこれまでの方針を見直す考えを示した。また23日に始まる75歳以上を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種に関し、75歳以上の夫婦のみの世帯と、独居世帯を対象にタクシー代を支給する考えを示した。

 早川市長は市民会館の再整備について「(再整備先の)市民プラザ敷地内は身体障害者スポーツセンターなどの施設があり、利用者への説明、調整もなく壊すのは乱暴。もう一度、ゼロベースで考えたい」と表明した。

 再整備先はこれまで、五十部(よべ)町の足利赤十字病院隣接地も検討された経緯があり、こうした場所も候補として再浮上しそうだ。

 また市民会館を利用してきた文化団体の意見を聞き、新しい市民会館の機能や役割も考えて今後の基本構想に生かす方針を示した。

 新型コロナワクチン接種でタクシー代を支給する対象は、75歳以上の約2万3千人のうち1万5千人程度を見込んでいる。接種開始日までに、対象世帯へ2回接種のための2往復分のタクシー券を郵送する。

 早川市長は、会見に先立って午前10時に初登庁。市役所には多くの支持者や市議、職員らが集まり、拍手で新市長を出迎えた。

 就任式では市幹部に対して規制、行政改革の必要性を強調。「市役所の人材は宝。私たちが動けば、まちが変わる。どんどんまちに出て市民と話して、政策に反映させてほしい」などとあいさつした。