餌の虫をくわえて巣箱に入ろうとする親鳥

 【茂木】飯野の滝田春男(たきたはるお)さん(67)方の庭の巣箱に今年もシジュウカラが巣を作り、巣立ちの日が近づいている。

 滝田さんが昨年初めて3カ所に掛けた巣箱のうち、今年は12日現在、1カ所で9羽がふ化し、別の1カ所に卵が4個産み付けられている。

 ひな9羽が育つ巣箱では、この日も数分おきに親鳥が餌の虫を運ぶ様子を観察できた。滝田さんは毎朝4時半ごろ起きて自宅2階の窓から巣箱の様子を見守っている。「きょう12日はふ化から13日目。あと4、5日で巣立つかな」

 昨年は4羽が巣立った。滝田さんは「(今年ふ化した)9羽が巣立ち、別の巣箱の卵も順調に育てば、今年は十数羽巣立つ。繁殖の手伝いができたならうれしい。鳥が教わらなくても巣を作り子育てする不思議も感じる」と、小さな命の営みに魅了されている。