イチゴをマレーシアへ空輸、現地で状態確認 栃木県が海外輸送試験

 県産イチゴの輸出拡大につなげようと、県は15日、イチゴの海外輸送試験を始めた。同日、真岡市田町のJAはが野真岡流通センターでイチゴのパック詰めを行い、32ケースをトラックで成田空港に輸送した。16日午前の飛行機でマレーシアに空輸し、県の担当者らが19日、現地で状態を確認する。

 県経済流通課の担当者は「県産イチゴは品質が良く、海外でも実の大きさや味に対する評価が高い」と説明する一方、「実が柔らかいため、輸送時に傷みやすいという課題がある」。このため、容器やイチゴの収穫時期による輸送後のイチゴの品質の違いを確認するため、輸送試験を実施することにした。

 試験には「とちおとめ」と「スカイベリー」を使用し、それぞれ通常の収穫時期のものと1日ほど早摘みのもの2種類を用意した。容器は通常のパック、贈答用に使用する「ホールトレー」、下部が2層となり空気が入っている「ゆりかーご」の3種類を使用した。