【宇都宮】市民生活を支える重要なライフライン、上下水道の事業運営を担う市上下水道局は7日までに、運営指針となる第2次市上下水道基本計画(2018~27年度)の素案をまとめた。質の高い上下水道サービスの提供を目指し、アセットマネジメント(資産管理)の推進や、民間活力導入による経営の効率化など、新たな方策も盛り込んだのが特徴。パブリックコメントを16日まで実施している。

 第2次計画は、現計画が本年度で終了することから策定する。上下水道を取り巻く環境の変化や顧客ニーズに対応しながら、50年先、100年先も持続できる事業運営を見据えた内容とした。

 目標は「質の高い上下水道サービスの提供」。その実現に向け、基本方針に(1)安定した上下水道事業の推進(2)災害に強いライフラインの確立(3)顧客に信頼される経営の推進−の三つを掲げた。

 計画の柱となる実現方策には「安全で安心な水道水の供給」「下水の適正処理の推進」「健全な経営の推進」など7項目を設定。各項目には「アセットマネジメントの推進や民間活力の導入による経営の効率化」「IoTを活用したお客さまサービスの向上と経営の効率化」といった取り組みを盛り込んだ。

 基幹施設の耐震化と総合的な雨水対策による災害に強い上下水道の確立のほか、今市浄水場の更新や老朽管路の更新など効果的・効率的な施設管理を進めることも示した。