約30年ぶりの修理を終えお披露目された人形山車「静御前」

 【栃木】今秋の「とちぎ秋まつり」(11月9~11日)で繰り出す倭(やまと)町3丁目の人形山車「静御前(しずかごぜん)」が約30年ぶりに修理され3日、万町のとちぎ山車会館でお披露目された。

 「静御前」は1848年制作。市内で現存する山車では最も古く、とちぎ秋まつりの起源にも関わるとされる。だが長年、解体や組み立てを繰り返したことで、やぐらなどの劣化が著しかった。

 修理は山車の見送り幕とやぐら、車軸、車輪などで、総事業費約1200万円。東日本鉄道文化財団が300万円を補助した。見送り幕は女子美術大の岡田宣世(おかだのぶよ)教授、車軸などは室町の大兵(だいひょう)工務店代表の山本兵一(やまもとひょういち)さんが中心となり研究、修繕を行った。