22日閣議決定された政府予算案は「観光先進国の実現」を目指し、国土交通省などの観光関連予算が248億円計上され、前年度比38億円増と充実強化が図られた。政府は2020年に訪日外国人観光客を4千万人と目標設定している。外国人宿泊数の倍増を目指している本県の観光戦略にも影響を与えそうだ。

 新設される国際観光旅客税(仮称)の歳入見込み60億円を主な財源として活用する。具体的にはICTを活用した多言語音声翻訳システムの普及、訪日外国人が利用しやすい無料公衆無線LAN環境の一層の充実を図る。

 一方、日光国立公園を含む国内8カ所が指定されている環境省の国立公園満喫プロジェクトには、前年度比16億8100万円増の117億円が計上された。登山道や遊歩道の再整備、自然ガイドの養成などに取り組むほか、多言語対応案内板の整備も促進する。同プロジェクトは20年に国立公園を利用する訪日外国人を15年比で倍増の1千万人と目標設定している。