常連客の舌とおなかを満足させ続けている「肉うま煮定食」

 「街なかのおいしくてボリュームがあるランチは?」と問われれば、迷わずこう答える。明朗飯店の「肉うま煮定食」(ランチ700円、夜は750円)と。

Web写真館に別カットの写真

 宇都宮ヒカリ座の南側、おいしい町中華の象徴である真っ赤なのれんをくぐる。テーブル席で相席が基本だが、アクリル板が設置されており、新型コロナウイルス感染防止対策は万全だ。「肉うま煮定食!」。厨房(ちゅうぼう)の小池康夫(こいけやすお)社長(72)と客席担当の妻愛子(あいこ)さん(72)に向かっていつものせりふを発する。来店客の8割が注文するそうだ。

 肉うま煮は、康夫さんが若い頃に修業した東京の中華料理店の人気メニュー。その味に工夫を加え、46年前の開店当初から提供している。

 お待ちかねの定食が運ばれてきた。豚肉、白菜、ニンジン、タケノコ…。絶妙に炒められた具材が濃いめの甘じょっぱいたれをまとっている。

 ひと口、またひと口、ラー油を垂らしてもうひと口。もう止まらない。ご飯との相性も抜群で丼の白飯がみるみる減っていく。気がつくと完食。50を過ぎて食が細くなったが、これだけは別だ。

 ◆メモ 宇都宮市宮園町1の2▽営業時間 午前11時30分~午後2時、午後5時30分~9時(時短営業中)▽定休日 日曜、祝祭日▽(問)028・634・1731。