作新との決勝で、2回に岡佐の適時二塁打で生還する川崎(右)。佐野日大は全5試合で2桁安打を放ち頂点に立った

 2年ぶりに開催された春季県高校野球大会は、佐野日大が2大会連続優勝を飾り、7日間にわたる熱戦が幕を閉じた。

 佐野日大はチーム打率4割3厘と打線が絶好調だった。全5試合で2桁安打を放ち、準決勝以外はいずれも三回までに6点以上を奪う猛打ぶり。特に24打点を挙げた大関日和(おおぜきひより)ら中軸の活躍が顕著。主戦早乙女左恭(そおとめさきょう)を中心とした投手陣は防御率4・25とやや安定感を欠いたが、それを補って余りある打線の勢いだった。

 準優勝の作新学院は投打にまとまりがあった。決勝は序盤に大差が付いたものの、終盤に主砲小口莉央(こぐちりお)が長打を放つなど粘りも発揮。投手陣は昨秋登板機会が無かった林拓希(はやしひろき)が防御率0・77と結果を残したが、夏に向けて再整備が必要になりそうだ。