湖畔を彩るオオヤマザクラ=4日午前10時、日光市中宮祠

 栃木県日光市中宮祠の中禅寺湖畔でオオヤマザクラが咲き始めた。平地よりも開花が遅く、ピンク色の花が奥日光を春らしく彩っている。

 県日光自然博物館によると、オオヤマザクラは湖周辺に点在。今年は4月下旬に咲き出し、例年よりも1週間ほど早い。今月10日ごろまでは楽しめるという。

 宇都宮地方気象台によると、4日の奥日光は今年の最高気温16.9度を観測、6月上旬の陽気となった。観光客らは湖畔を散策しながら、遊覧船が運航する湖などを背景に花を写真に収めるなどしていた。

 同市中宮祠でペンションを営む深谷哲義(ふかやてつよし)さん(81)は「桜を見ると春が来たと感じるが、新型コロナウイルスの影響で連休中も観光客は少ない。早く元通りになってほしい」と話した。