展示される「称平徳利」

展示される益子焼と新井学芸員

展示される「称平徳利」 展示される益子焼と新井学芸員

 黒羽芭蕉の館は、テーマ展「幕末・明治期の益子焼」を大田原市前田の同館で開催している。益子村(現益子町)は江戸時代に黒羽藩領で、益子焼は同藩から資金提供を受け発展した歴史がある。陶祖・大塚啓三郎(おおつかけいざぶろう)制作の「称平徳利(しょうへいどっくり)」も8年ぶりに公開し、新井敦史(あらいあつし)学芸員(54)は「産業振興に黒羽藩が関わっていた草創期の益子焼を見てほしい」と話す。9日まで。

 益子焼は1852年、陶工の啓三郎が開窯した。また益子村は関ケ原の戦いの褒美として大関氏に与えられ、71年の廃藩置県まで黒羽藩領となっていた。