高根沢町長選の開票作業を行う職員ら

 【高根沢】4月11日に投開票が行われた町長選は、確定時刻が午後9時51分となり、前回(2017年)に比べて28分早かった。町選管は要因について、町長選では初導入となった投票用紙読み取り機や新型コロナウイルス感染症防止対策で使用した手袋などを挙げている。

 今回を含めた過去3回の町長選を見ると、2013年(当日有権者数2万4087人、投票率40・76%)は65人の職員で担当し、午後10時25分に確定。17年(当日有権者2万4469人、投票率43・73%)は67人で午後10時19分に確定した。今回(当日有権者数2万4341人、投票率46・37%)は52人で対応した。

 町選管は「13、17年は町議補選も同日実施した」と前置きした上で、「今回はコロナ禍のため10人以上少ない職員数で多くの票を分けた」と説明。投票用紙の上下・表裏関係なく分類できる読み取り機の導入は、大きな戦力だったと分析する。開票作業の動線見直しも含めて、時短に貢献したという。

 町選管の小菅真守(こすげまさし)書記長は「作業時にニトリル手袋(使い捨ての合成ゴム手袋)を着けたことで、投票用紙の区分けがはかどったと聞いている」とも話す。コロナ対策が滑り止めも兼ねるなど、新たな効果を上げたようだ。