女子板飛び込みの準決勝を終え、松本コーチ(右)と話す榎本遼香。東京五輪代表入りを決めた=東京アクアティクスセンター

 教え子の五輪切符に感激もひとしおだ。飛び込みのワールドカップで宇都宮市出身の榎本遼香(えのもとはるか)(県スポーツ協会)が3日に県勢初の五輪出場を決め、栃木ダイビングクラブの松本行夫(まつもとゆきお)コーチ(58)はプールサイドで感慨に浸った。二人三脚で指導して丸2年。教え子をたたえ「私自身が五輪には行けなかった。栃木から五輪選手を出したい思いでやってきたが、それが現実になった」と喜んだ。

 自身も国体3位などの実績を持つ。しかし股関節の故障もあり、国際舞台を踏めずに日本体育大卒業後に現役引退。本県指導者のリーダー役として、数多くの選手を育ててきた。