県内でも珍しい光丸山法輪寺の神仏習合の御朱印

 【大田原】佐良土の光丸山法輪寺は、県内でも珍しい神仏習合の寺院であることを伝えたいと新たな御朱印の頒布を始めた。仏の化身として神が現れる思想に則り、本尊を仏教の「大日如来」ではなく、神道の「大権現」と墨書している。5月9日までの期間限定頒布で、若水厚淳(わかみずこうじゅん)副住職(38)は「参拝の際は、合掌して静かに拝む仏式でも、二礼二拍手一礼の神式でも大丈夫です」と話している。

 同寺は慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が860(貞観2)年に開いたと伝わる天台宗の古刹(こさつ)で、本堂の大日堂に本尊の大日如来を安置する一方、奥の院には神道の天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭るという神仏習合の寺院。