見頃を迎えた参道のシャガ

 【大田原】国指定重要文化財となっている黒羽田町の大雄寺(だいおうじ)で、シャガの白い花が見頃を迎え、参拝者などの目を楽しませている。

 シャガはアヤメ科の多年草で、杉木立に囲まれた参道沿いや、黒羽藩主の大関家代々墓地などに群生している。

 同寺を初めて訪れた水戸市堀町、会社員君島弘康(きみじまひろやす)さん(68)と妙野(たえの)さん夫妻は「お寺によく咲いている花。かわいい」と、かれんな花に目をやりながら石段を上っていった。

 回廊に囲まれた本堂前の庭ではシャガをはじめ、色鮮やかなボタンや、ハンカチノキも開花。倉澤良裕(くらさわりょうゆう)住職(70)は「全体的に1週間ほど早く咲いた。シャガやボタンは見頃で、ハンカチノキは連休明け前後が見頃になると思う。落ち着いた雰囲気の中で安らぎを得てほしい」と話していた。