栃木県認定の道路、河川、公園美化ボランティア332団体に 取り組み、地域に浸透

 地域住民がボランティアで県管理の道路や河川、公園の美化を行う「ボランティアサポートプログラム事業」で、県の認定団体数が昨年度末で累計332団体となったことが21日までに、県県土整備部のまとめで分かった。官民連携で進める環境美化の取り組みは10年以上が経過し、県内の各地域に浸透する一方、担い手の高齢化や新規認定数の伸びの鈍化などの課題も見え始めている。

 事業は道路美化を行う「愛ロードとちぎ」、良好な河川環境を守る「愛リバーとちぎ」、公園環境を維持する「愛パークとちぎ」の3組織で構成。地元の企業や自治会、学校、愛護団体などが参加主体となっている。

 2001年度に始まった愛ロードは215団体が認定され、県道の清掃や植栽に取り組んでいる。03年度からの愛リバーと愛パークはそれぞれ73団体、44団体が認定を受けている。

 当初、認定数は思うように伸びなかったが、県は05年度から、認定を受けて実際に活動した建設業者に工事受注の際の総合評価で加点される優遇措置を導入。05~08年度は建設業者を中心に約30~60団体が認定を受け急増した。

 認定を受けると県から清掃用具の支給やPR看板の設置などの支援を受けられる。活動頻度は団体によって違い、報告書の提出が求められる。活動は毎年度1400回前後で推移しているが、県は20年度の目標を年1600回とし、活動の活発化を目指している。