頒布する御朱印の見本

 【真岡】新型コロナウイルス禍の影響を受ける真岡鉄道を応援しようと、沿線の6神社が同社と協力して企画した「真岡鉄道沿線ご朱印めぐり」が1日、始まる。御朱印を並べると、SLと客車が連結して走行する絵柄が浮かび上がるのが特徴。同社は「コロナ禍で乗客が6割ほどに減少しているので、ありがたい。沿線の見どころ発信にもつながるといい」と期待している。

 企画は東郷の大前(おおさき)神社が同社や沿線の神社に呼び掛けて実現した。毎月県外から真岡鉄道を使って参拝に訪れる人から「乗客が減った。コロナ禍が追い打ちをかけているのでは」との話が寄せられたことがきっかけという。

 参加するのは、最寄り駅が北真岡駅の大前神社、久下田駅の千代ケ岡八幡宮(はちまんぐう)、益子駅の鹿島神社、七井駅の亀岡八幡宮、茂木駅の八雲神社、下館駅の羽黒神社に加え、真岡駅敷地内に鎮座する鉄道の守り神「守鉄社」を加えた7神社。

 御朱印の下部には、守鉄社はSL「C12形」、その他の神社は客車をかたどった印がしるされる。守鉄社はSLの向きが異なった2種類を用意することで「上り」「下り」の両方向に対応した。各神社は地域の特産品を入れるなどの工夫を施し、千代ケ岡八幡宮はイチゴ、鹿島神社と亀岡八幡宮は益子焼をあしらった。

 各500円。守鉄社は真岡駅窓口で授与する。期間は設けておらず、御朱印の絵柄は随時変更していく。

 大前神社の柳田耕史(やなぎたこうし)禰宜(ねぎ)(44)は「鉄道に乗って歩いて沿線の風景を見てほしい。期間は限っていないので、緊急事態宣言などの対象地域の方は収束後に来ていただきたい」と呼び掛けている。

 (問)大前神社0285・82・2509。