WEB陶器市のサイトを確認する「ましこラボ」のスタッフ

 オンラインで作品を販売する「益子WEB陶器市 2021春」が29日開幕した。新型コロナウイルス禍に対応した取り組みで、昨年の春と秋に続き3回目。今春設立されたDMO(観光地域づくり法人)の一般社団法人「ましこラボ」(益子、塚本裕昭(つかもとひろあき)CEO)が初めて主催し、町内外の作家や窯元、販売店約222事業者がメインの陶器類のほか木工や皮革製品を含む手工芸品計約7千アイテムを出品する。5月9日午後5時まで。

 これまでのWEB陶器市では、開始直後に人気作家の作品が完売するケースなどが相次いだため、今回は今月22~28日にプレサイトをオープン。事前に購入したい作品をチェックし、お気に入り登録できる時間を設けた。また会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックやインスタグラムにも初めて広告を出し、集客機能を強化したという。

 出品作1点当たりの価格はおおむね2千~4千円。期間中2回窯出しが行われ、作品を追加する。配送料は昨秋と同様に1回の注文で全国一律980円、注文金額が1万~1万5千円未満は送料半額、1万5千円以上は送料無料としている。

 ましこラボ最高執行責任者(COO)の橋本章(はしもとあきら)さん(37)は「初日の出足は好調です。東京や大阪などの大都市圏に緊急事態宣言が出される中、ネットを通じて安全・安心に購入していただきたい」と話し、期間中の目標販売総額約5千万円を目指す。

 一方、益子の益子焼窯元共販センターも29日、駐車場で「共販ミニ陶器市」を始めた。密の防止など感染対策に努めながら、町内外の作家や窯元約25事業者が陶器のほか洋服やバッグなどを5月9日までテント出店する。

 (問)ましこラボ0285・81・5281、共販センター0285・72・4444。