県総合運動公園駐車場で21日夜のサッカーJ2栃木SCの試合後に大渋滞が発生した問題で、県と栃木SCなどは27日に協議し、北九州戦が陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)で行われる5月5日は栃木SCが新たに駐車場1カ所を貸し切り、観戦客専用として運用することを決めた。

 栃木SCによると、橋本大輔(はしもとだいすけ)社長が27日、有料化の見直しや料金の事前決済システムの導入などを提案。これに対し県は、観戦客用に駐車場の一部貸し切りを求めたため、受け入れたという。

 5日に観戦客専用とする「南第2駐車場」は約270台収容。栃木SCは1台千円程度に設定し、1日にも利用券を発売する。台数が限られるため、公共交通機関の利用を促し、JR宇都宮線雀宮駅からのシャトルバスの増便も検討する。

 同公園駐車場は計9カ所で約3千台収容。関係者用を除く6カ所は観戦客も利用可能。5日は「とちのきファミリーランド」へも多数の来場が見込まれるため、混雑が予想される。

 駐車場問題について、福田富一(ふくだとみかず)知事は27日の定例記者会見で「今後は改善されると思う。同じ轍(てつ)を二度と踏まないように、施設を提供する側として、お客さんに喜んで試合を見て帰ってもらえるよう、支援していく」と述べた。