宮環を映像で記録している滝口さん(左)と塚田さん

 【宇都宮】鶴田町、医師滝口鉄郎(たきぐちてつお)さん(63)は、宇都宮環状道路(通称・宮環)沿線の変遷の映像記録を市に寄贈し続けている。2001年に始まった記録は20年分となった。「市の成長を振り返る上でも貴重な資料。これからも継続していくことが重要」と話している。

 きっかけは、滝口さんが「ミレニアム(新千年紀)の記念に市の様子を後世に残したい」と思い立ったこと。自宅近くを通る宮環を撮影場所に選んだ。当時は、北関東自動車道宇都宮上三川インターチェンジ付近などで開発が進んでいた。

 宮環はJR山手線とほぼ同じ1周約34キロで、車で走行すると約1時間。滝口さんは、車の助手席にビデオカメラを付けた三脚を固定して撮影した。

 当初は10年間のつもりで撮りためていたが、16年続けたところで「何か市に役に立てないか」と高校の同級生で松原1丁目、歯科医師塚田典功(つかだのりかつ)さん(62)に相談。市に寄贈することになった。