石坂真一氏

 「現職有利」という予想を覆す1247票の僅差で再選を果たした。「想像より差が縮まった。(相手候補が公約に掲げた)5万円の給付金という数字があまりにも一人歩きした。市民の良識がしっかりと支えてくれた」。投開票から一夜明けた26日、落ち着いた口調で選挙戦を振り返った。

 1期目を無投票当選し、連続6期務めた県議時代を含め初めて臨んだ「一騎打ち」の戦い。「最低でも(総投票数の)3割程度の批判票などは出るだろうと思っていた。ただ論点が見えにくい中、『5万円を配る』というだけの政策論争のない選挙は、本来あってはならないことだ」と語気を強めた。

 真岡市第2代市長で元総務庁長官の故岩崎純三(いわさきじゅんぞう)参院議員の政策秘書や秘書官を17年間務め、政治の師と仰ぐ。岩崎氏から学んだ「政治家である前に人であれ」が座右の銘だ。

 2期目を迎え、キャッチフレーズの「JUMP UPもおか」の新たなステージに立つ。「新型コロナウイルス禍で生活様式も一変する中、10年先、20年先を見据え真岡を選んでもらうまちづくりに全力を尽くしたい」と意欲を語った。