今季から栃木SCに加入した元日本代表FWの大黒。前半戦は19試合の出場で4得点にとどまった=5月20日のホーム町田戦

今季から栃木SCに加入した元日本代表FWの大黒。前半戦は19試合の出場で4得点にとどまった=5月20日のホーム町田戦

 明治安田J2は2日までにリーグ戦前半の21試合を終えた。栃木SCは5勝5分け11敗で勝ち点20の19位。一時はJ1昇格プレーオフ(PO)進出圏内(6位以内)に迫る7位まで浮上したが、終盤の6連敗で一気に後退した。J3降格圏の21位以下とは勝ち点差4。試合序盤に先制を許す守備が展開を難しくさせ、攻撃陣の決定力不足もあって勝ち点をつかみ損ねている。

 主力の一部を欠いて臨んだ3季ぶりのJ2開幕だったが、3試合で計12失点を喫し3連敗。プレーのスピード、球際の強さに対応できず、前半だけで連続失点を重ねるなど脆弱(ぜいじゃく)な守備を露呈した。

 転機はMF西谷和希(にしやかずき)の決勝ゴールで初勝利を挙げた第4節讃岐戦。横山雄次(よこやまゆうじ)監督が決断した4バックから3バックへのシステム変更が奏功。コンパクトなポジショニングでピンチの芽を積み、以降は17試合で19失点と守備の安定感が増した。

 攻撃はセットプレーが強みになった