再選を果たし、支持者らと共に万歳する石坂真一氏(中央)=25日午後10時15分、真岡市台町

 任期満了に伴う真岡市長選は25日投開票が行われ、無所属現職の石坂真一(いしざかしんいち)氏(65)=自民、公明推薦=が無所属新人で前市議の佐々木重信(ささきしげのぶ)氏(81)を僅差で退け、再選を果たした。当日有権者数は6万3482人。投票率は41.37%で、過去最低だった2005年の49.39%を下回った。

 石坂氏は、1期目の実績や新型コロナウイルス対策を含む36項目の公約をアピール。自民党総務会長の佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員の支援や100を超える団体の推薦、現市議20人中19人の支持を得て選挙戦を展開、佐々木氏の猛追を振り切った。

 午後10時すぎ、同市台町の報告会場に辛勝の一報が入ると、どよめきが起こった。無投票で市長選に初当選し、連続6期務めた県議時代を通じても初の「一騎打ち」を戦った石坂氏。「多くの市民の審判を頂いた。2期目にしっかり取り組んでいきたい」と硬い表情で決意を述べた。

 立候補表明が今月9日と出遅れた佐々木氏は、市民に5万円を支給する新型コロナ対策などを訴えた。3度目の市長選挑戦は一歩及ばず、同市東郷の選挙事務所で「善戦したが残念。申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。