障害者虐待、再発防止策を議論 栃木県自立支援協議会

 宇都宮市の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」であった傷害事件を受け、官民で障害者の支援体制構築を検討する県自立支援協議会は13日、県庁で緊急会合を開き、障害者虐待の再発防止策を協議した。委員からは職員の研修充実などの意見が挙がったが、具体的な対策は11月下旬にも開かれる次回会合で決定する。

 会議は冒頭を除いて非公開。冒頭、協議会長を務める宇都宮大教育学部の長谷川万由美(はせがわまゆみ)教授は「今回の事件は社会全般に大きな影響があり、『障害者福祉に対する見方が損なわれたのではないか』と考えると残念。捜査中で全貌は見えないが、今、何ができるか考えたい」と述べた。

 長谷川教授によると、委員からは、虐待防止への認識を深めてもらうための周知活動や地域住民らとの協働などが提案された。