初公開された「見立唐人行列」

 江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列(みたてとうじんぎょうれつ)」が24日、那須塩原市三島5丁目の那須野が原博物館で初公開された。5月5日まで。

 国内で全7枚そろった例は他にない。錦絵は縦48.5センチ、横192センチの額縁に7枚並べて展示。ガラス越しに見ることができる。

 一部に赤や緑の色が残り、虫食いは無く保存状態は良好だという。初日は82人が訪れ、貴重な錦絵に見入った。高根沢町、主婦瀧知恵子(たきちえこ)さん(65)は「細部まで描き込まれた絵。すばらしい」と話した。

 同館は新型コロナウイルス感染対策のため検温、手指の消毒を徹底。来場者が30人を超えた場合は入場制限を行う。午前9時~午後5時。月曜休館(休日の場合開館)。一般300円。