一番人気の「三平ランチ」。ご飯とみそ汁は、ふた付きの茶碗にこだわり提供している

 東武馬車道通りにある昔ながらの定食屋。曇りガラスで、通りから中は見えないが、心配無用。「お一人様」でも、妙に居心地がいいのはなぜだろう。

Web写真館に別カットの写真

 注文したのは「三平ランチ」(825円)。ランチと言っても、終日注文できる。

 ほどなくして登場した盆には、鳥の唐揚げとコロッケ、目玉焼きなどのプレートとご飯、みそ汁、小鉢が載り、ボリューム満点。17年ほど前に誕生したメニューで、代表の照井和典(てるいかずのり)さん(50)は「当時、大衆食堂というと一品料理が主流でしたが、大人が楽しめる『お子様ランチ』を提供したかったんです」と語る。

 唐揚げはあっさりとした胸肉を使い、店独自のしょうゆだれにつけ込んでいる。ニンニクが効き過ぎていないので飽きが来ないし、仕事中のランチでも安心だ。コロッケは皿の隅にあるが、実は脇役ではなくファンが多い一品。シンプルな具材の甘みや揚げたてのおいしさが楽しめる。

 仕事中のランチで店に通って10年以上。店内には気になるメニュー札が並ぶが、今回も三平ランチを頼んでしまった。だって、このおかずの黄金比、一度食べたらなかなか浮気できないでしょ。

 ◆メモ 宇都宮市江野町6の4▽営業時間 午前10時~午後6時(時短営業中)▽定休日 不定休▽(問)028・633・4598