大前神社参道に掲げられた「夏詣」のちょうちん

「夏詣」の一環として行われた天満宮の茅の輪くぐり

大前神社参道に掲げられた「夏詣」のちょうちん 「夏詣」の一環として行われた天満宮の茅の輪くぐり

 【真岡・芳賀】真岡市東郷の大前(おおさき)神社と芳賀町西水沼の天満宮は、1年の半分が過ぎ後半の半分が始まるこの時季に「夏詣(なつもうで)」と銘打ち参拝を呼び掛けている。年々暑さが厳しさを増す中、熱中症や食中毒などにならずに無病息災を祈願する場という。「夏詣」は浅草神社(東京)が「ニッポンの新しい習慣づくり」として提唱し全国的に広がりつつあるが、県内では珍しい。

 大前神社は今年初めて、1日~8月末を「真岡の夏詣」として打ち出し、参道に「夏詣」と示したちょうちんをつるした。

 期間中、「夏詣」の文字や、神様の使いで生命力が強いとされているコイをしるした朱印状を1部500円で頒布。月遅れで大はらい式夏越(なごし)祭茅(ち)の輪くぐり、七夕飾りライトアップなどを行う。「夜の境内で涼を感じてもらえれば」という。

 一方、学問の神様をまつる天満宮は6月30日、半年間のけがれをはらう茅の輪くぐりを執り行った。6月下旬から、今月7日の「七夕まつり」や「大道芸ショー」までの「夏詣・あじさい祭り」の一環だ。

 参拝者は願いを込めながら、習わしに従い直径2・4メートルの茅の輪を左回り、右回り、左回りで3回くぐった。高校3年の娘と参拝した市貝町赤羽、中村佐千子(なかむらさちこ)さん(51)は「娘が受験を控えているので、清めてもらいました」と話した。茅の輪は16日まで設置される。