足利市長選候補者 右から届け出順和泉聡氏、早川尚秀氏

真岡市長選候補者(右から届け出順)石坂真一氏、佐々木重信氏

足利市長選候補者 右から届け出順和泉聡氏、早川尚秀氏 真岡市長選候補者(右から届け出順)石坂真一氏、佐々木重信氏

 任期満了に伴う足利、真岡の両市長選と那須塩原市議選、塩谷町議選は25日投票が行われ、即日開票される。県内「ミニ統一地方選」後半戦を締めくくる選挙戦。両市長選とも現職と新人の一騎打ちで、那須塩原市議選と塩谷町議選はいずれも定数を2人オーバーする少数激戦となっている。

◇特集「とちぎの選挙」

■足利市長選

 足利市長選は、3選を目指す現職の和泉(いずみ)聡(さとし)氏(57)と前県議の新人早川尚秀(はやかわなおひで)氏(48)=自民推薦=の無所属2人による8年ぶりの選挙戦。市政の継続か刷新かを問う戦いを繰り広げている。

 新型コロナウイルス感染防止のため、両氏とも密集を避け屋外での活動を続ける。訴えの様子はインスタグラムやツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)で公開し、有権者に届けている。

 和泉氏は新型コロナ対策や山林火災対応などを2期8年の実績として挙げ「次の100年へ向け守りを固める」と主張。中橋架け替えを契機とした市中心部のにぎわい創出や、南部の産業団地開発などでまちづくりを進めるとしている。

 早川氏は市の新型コロナ対応などを例に「独自策が足りない」と批判する。国や県との協調を重視し、経済支援や産業団地造成、行政手続きの規制緩和による市民サービス向上などを列挙。「政策総動員で足利の再生を目指す」と訴える。

■真岡市長選

 真岡市長選は、再選を目指す現職石坂真一(いしざかしんいち)氏(65)=自民、公明推薦=と前市議で新人佐々木重信(ささきしげのぶ)氏(81)の無所属2人が、新庁舎周辺整備事業の是非などを巡り、論戦を繰り広げている。

 市長選は12年ぶり。県議6期で転身した石坂氏は、前回2017年は無投票で、今回が初の選挙戦。佐々木氏は1993、97年の2回立候補して落選し、3度目の挑戦となっている。

 石坂氏は1期目公約の「約8割を実現した」と実績を強調。新型コロナ対策の迅速な対応と、新工業団地造成など2期目の公約36項目を掲げ「真岡の良識が問われる選挙。次のステージに向けた4年間を担わせていただきたい」と訴える。

 佐々木氏は市が進める複合交流拠点施設整備事業について「図書館建設などは中止し、新型コロナ対策で市民に5万円を給付する」と主張。水道料金の引き下げや福祉バスの全地域ネットワークなど12項目の公約を掲げ支持を求める。(茂木信幸(もてぎのぶゆき))

■那須塩原市議選

 那須塩原市議選(定数26)には現職22人、新人6人の計28人が立候補。投票は25日午前7時~午後8時に市内43カ所で行われ、同9時10分から同市上厚崎の石川スポーツグラウンド(くろいそ運動場)くろいそ体育館で即日開票される。

■塩谷町議選

 塩谷町議選(定数12)には現職10人、元職1人、新人3人の14人が立候補。投票は午前7時~午後8時に町内9カ所で行われ、同9時から塩谷中屋内運動場アリーナで開票される。