25日の上演に向け、稽古に励む出演者ら

 【鹿沼】市内の演劇愛好者ら21人が昨年結成した演劇グループが25日、下沢のくぐつあとりえで初公演となる朗読劇「cry!cry!!cry!!!~犬達(たち)の遺言」を上演する。とある動物保護センターに引き取られた9匹の犬に残された7日間を描く物語。同公演実行委員長の御地合直美(おちあいなおみ)さん(61)は「皆さんが命について考えるきっかけになればうれしい」と観劇を呼び掛けている。

 御地合さんは2019年9月、東京都内で「cry!-」を見て感銘を受けた。同劇演出家の「9人いれば自分たちでやれるよ」との言葉に背中を押され、上演を模索。くぐつあとりえを拠点に活動する旧知の「人形劇団くぐつ」に相談すると、協力者の輪が広がった。

 市内の劇団「バッカス」の団員など市内外の10~60代の男女21人が集まり、昨年、同公演実行委員会を組織。昨年4月に初稽古を行ったものの、新型コロナウイルスの影響で準備は難航した。