熊野川町地区の休耕田で掲げられたこいのぼり=22日午前、和歌山県新宮市

 紀伊半島3県で2011年に88人の死者・行方不明者が出た豪雨災害から9月で10年になることから、被災した和歌山県新宮市の熊野川町地区で22日、復興の思いを込めたこいのぼりが揚げられた。約30匹が大空を泳ぎ、5月5日の端午の節句を迎える。

 主催する住民団体によると、熊野川町地区では豪雨災害で、毎年揚げていたこいのぼりが流失してしまった。そのため各地から提供してもらったものを、12年から掲げてきた。

 この日は約10人が作業。住民団体代表の下阪殖保さん(74)は「こいのぼりを見て少しでも元気を出してもらえれば」と話した。