約200メートル続く県総合運動公園陸上競技場のスロープ=21日午後、宇都宮市西川田2丁目

車いすから見えないトイレの鏡=21日午後、宇都宮市西川田2丁目

約200メートル続く県総合運動公園陸上競技場のスロープ=21日午後、宇都宮市西川田2丁目 車いすから見えないトイレの鏡=21日午後、宇都宮市西川田2丁目

 「障害者に優しくない」と複数の障害当事者から不満の声が上がる宇都宮市の県総合運動公園陸上競技場。2022年には全国からの選手団約5640人が参加して、全国障害者スポーツ大会が開催される。安全性などに問題点はないのか。車いす利用者の同市、バリアフリーコンサルタント大塚訓平(おおつかくんぺい)さん(40)と競技場周辺を点検した。

 車いすの前に、2階の観客席入り口付近へと続く200メートルのスロープが立ちはだかった。勾配はバリアフリー法の基準を満たす5%以下とされているが、一見して「急な坂道」という印象だ。