相模原市が2016年7月に入所者ら45人が殺傷された知的障害者施設「津久井やまゆり園」(同市緑区)で、東京パラリンピックの聖火を採取することを受け、障害者団体などは21日、「残忍な事件が起きた施設で実施することに強い憤りを覚える」として撤回を求める抗議文を市に提出した。

 全国114カ所の障害当事者団体を代表して市役所を訪れた、全国自立生活センター協議会の山本奈緒子事務局長らは「悲惨な事件があった場所での採火が、共生社会の実現と結びつけられるのはおかしい」と訴えた。

 障害当事者らの「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」のメンバーも、採火中止を要請した。