野上農相とのオンライン会談に臨む福田知事(左端)=20日午後、県庁

 那須塩原市の二つの養豚場で豚熱(CSF)が発生したことを受け、福田富一(ふくだとみかず)知事は20日、県庁で野上浩太郎(のがみこうたろう)農相との会談をオンラインで行った。福田知事は、子豚へのワクチンの適切な接種時期を早急に示すことなど8項目を要望した。また、県は同日、野生イノシシ3頭の豚熱感染を発表した。このうち1頭は初めて大田原市内で捕獲され、県は「感染が拡大し、飼養豚へのリスクが高まっている」として、注意を呼び掛けている。

 会談は午後3時半から約20分間行われ、冒頭のみ公開された。野上農相は「ウイルスが相当量農場内に侵入していたと推定される。まん延防止のためには初動対応が何より重要。国としても防疫措置への協力は惜しまない」と述べた。