中三川消防長(後列左)から感謝状を受け取った壁屋さん(前列中央)ら

 栃木県の真岡市総合運動公園で開かれたテニス大会で倒れた男性の人命救助に貢献したとして、芳賀地区広域行政事務組合消防本部は20日、救命に当たった6人に感謝状を贈った。

 表彰されたのは、大会の運営者だった真岡テニス協会長のアルバイト壁屋行雄(かべやゆきお)さん(72)と、大会に参加していた宇都宮市、地方公務員竹澤信隆(たけざわのぶたか)さん(47)、宇都宮市、看護師安田優子(やすだゆうこ)さん(49)、高根沢町、地方公務員市川泰世(いちかわひろみ)さん(48)、真岡市、会社員梅野洸輝(うめのこうき)さん(27)の4人と、公園の管理を受託する会社に勤務する真岡市、石田広樹(いしだひろき)さん(42)の計6人。

 昨年12月、試合中に50代男性が倒れ、心肺停止状態となった。6人は連携し、119番を要請したほか、心肺蘇生法を行ったり、自動体外式除細動器(AED)を使って処置をしたりした。救急隊到着時には男性の意識が回復した。

 安田さんは「私が処置を始めた後、(市川さんからの)『代わります』の言葉が心強かった。無我夢中だったけれど、皆の協力で命が助けられてよかった」と喜んだ。中三川祐二(なかみかわゆうじ)消防長は「男性は無事社会復帰した。いち早く動き、連携してくれたので助けられた」とたたえた。