発売されるコラボ商品「天鷹 鷹の爪団」

 栃木県大田原市蛭畑の天鷹酒造は20日、人気アニメ「秘密結社 鷹の爪」とコラボした日本酒「天鷹 鷹の爪団」を発売する。同社の主力商品の一つである辛口の特別本醸造「鷹の爪」と同じ名前であることが縁で実現。初めてアニメキャラクターを活用して商品化した。尾崎宗範(おざきむねのり)社長は「うちでしかできないコラボ商品。イラストまで作ってもらい、ありがたい」と話している。

 同アニメは、世界征服をたくらむ悪の秘密結社「鷹の爪団」と乱暴者ヒーローとのやりとりを描いたコメディー。世界中にファンがいる。2006年にテレビシリーズ第1弾が放送され、現在も衛星放送や動画配信サービスで視聴できる。

 尾崎社長は、放送開始当初から自社商品と同じ名前の同アニメを知っており、視聴してきた。さらに市特産のトウガラシの品種名や、アニメ主要キャラクター「総統」の出身地が本県であるとの設定にちなみ、制作元のディー・エル・イー(東京都千代田区)に協力を依頼して実現した。

 ディー・エル・イーは、キャラクターの「吉田くん」が天鷹酒造の看板を背にしておちょこで乾杯する姿や「総統」のこうじ造り、「レオナルド博士」の仕込みの作業姿を描いたオリジナルイラストを制作した。

 コラボ商品はイラストをラベルや箱にデザイン。天鷹酒造の主力商品「鷹の爪」のスペシャルバージョンとして発売する。価格は720ミリリットル入り1595円。同社と取引がある市内外の小売店や、同社のオンライン販売で購入できる。

 尾崎社長は「お酒は癒やしの商品。新型コロナウイルス禍の中だが、イラストを見て楽しみながら、辛口の酒を味わってほしい」と話している。