20日の命日を前に、息子の自殺現場で手を合わせる両親=18日、長崎市

 2017年4月、長崎市の私立海星高2年の男子生徒=当時(16)=がいじめを苦に自殺したとされる問題で、「突然死」と扱えるとした学校側の遺族への提案を、長崎県の当時の担当者が「ぎり許せる」と遺族と学校、県による面会の席で容認したのは違法として、遺族が県教育委員会の法令違反等通報制度に基づき、調査を求めることが19日、分かった。4回目の命日の20日に合わせ、通報文を発送する。

 生徒の母親は「県の態度が海星高の隠蔽体質を助長させた。なぜ学校側に味方したのか真相を知りたい」と語った。県学事振興課は「通報の詳細を把握しておらず、コメントできない」としている。