阿部哲夫氏

 大嶋一生(おおしまかずお)市長の死去に伴い5月16日告示、同23日投開票で行われる日光市長選で、元副市長阿部哲夫(あべてつお)氏(71)=同市小百=が18日、下野新聞社の取材に対し、無所属で立候補する意思を固めたことを明らかにした。近く記者会見を開き、正式表明する。

 自民党今市支部は同日、役員会で阿部氏を推薦候補者とすることを決めた。同党日光支部は推薦候補者を決めていない。他の同市内3支部を含め今後決定する。

 阿部氏は2018年の前回市長選に同党県連の推薦を受けて出馬。新人4氏による激戦の結果、大嶋氏と15票の僅差で惜敗した。

 阿部氏は「財政難にある日光市を少しでも良い方向に向けられるのは、42年間の行政経験を生かせる自分しかいない」と決意。人口減少を踏まえ「観光をはじめ工業、農業、林業に若い人が集まるような環境づくりを進めたい」と語った。

 日本大卒。旧日光市役所職員を経て2006年に誕生した現日光市の助役となり、07年4月~12年3月に副市長。市体育協会長などを務めた。

 市長選にはこれまでに、市議の粉川昭一(こなかわしょういち)氏(57)が立候補の意向を示している。選挙戦になる公算が大きい。