鬼怒川温泉街をまち歩きする新入社員ら

 【日光】鬼怒川温泉街で9、12、15日の3日間、温泉街の宿泊施設に今春入社した社員対象の「まち歩き研修」が初めて行われた。計50人が参加し、地元ガイドらの案内で地域の名所、旧跡などを巡った。

 県内外出身の新入社員たちに鬼怒川温泉の歴史と文化について理解を深めてもらおうと、市観光協会鬼怒川・川治支部が企画した。鬼怒川・川治温泉旅館協同組合に加盟する28施設のうち、希望した5施設の新人が参加した。

 12日は20人が3班に分かれ、鬼怒川・川治温泉観光ボランティアガイドの会のサブリーダー沼尾幸子(ぬまおさちこ)さん(72)らの案内で約3キロを2時間かけて歩いた。

 参加者は地名の由来や源泉の場所、観光スポットなどの説明に熱心に耳を傾けた。沼尾さんが「鬼怒川は鬼と龍が守り神なので、節分では『福は内、鬼も内』と言う」といった話を次々と披露すると、参加者は驚きの声を上げた。

 鬼怒川温泉あさやに入社した関本太一(せきもとたいち)さん(22)は「観光地全体を楽しもうと来ているお客さまに鬼怒川の魅力を伝え、『また来たい』と思ってもらえるおもてなしをしたい」と笑顔で話していた。