小山市中久喜のイオン小山店は16日、生鮮食料品売り場を拡大するなどしてリニューアルオープンした。コロナ禍により自宅で素材から料理をする人が増えるなど「巣ごもり需要」に対応するのが目的。2008年の増床以来の大幅な刷新という。
地元の農家が生産した野菜や果物を集めた「やっちゃ場」を新設し、鮮度の高い地場野菜を提供する。
水産売り場では、店舗内で加工し真空冷凍パックできる設備を導入した。これにより、売れ残りを気にせずに新鮮な魚を丸ごと仕入れて販売する「丸魚」の常設売り場を拡大できたという。
畜産売り場は冷凍肉のコーナーを拡大した。進化した冷凍技術で、精肉の切り身やミンチを固めることなくばらばらのまま袋詰めで販売している。
テナントは家具販売やカルチャーセンターなど5店舗増えて71店舗。テナント稼働率は100%となった。フードコート内のインテリアも刷新し、リニューアルを強調している。