【宇都宮】市議会一般質問初日の7日、4人が質問した。市執行部は(1)次世代型路面電車(LRT)工事中の交通円滑化を検討する(2)平出工業団地のパナソニック工場跡地の売却は「一括」に加え「共同購入」や「分割分譲」も可能とする−などと答えた。質問者は熊本和夫(くまもとかずお)(自民)、岡本芳明(おかもとよしあき)(自民ク)、金沢力(かなざわつとむ)(公明)、山本正人(やまもとまさと)(市民連合)の各氏。

 ■LRT工事対策

 LRT事業で市は年度内着工を目指しているが、工事中は周辺道路の渋滞も懸念される。このため現在、「可能な限り現行の車線数を確保するための工事手順」や「交通量のピークを避けた工事時間帯の設定」などを検討している。佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「関係者と協議を重ね、交通の円滑化に対する検討を進め、市民に周知する」などと答えた。熊本氏が質問した。

 ■パナソニック工場跡地

 跡地は広さ約8・7ヘクタール。長期未利用となっていたが、企業立地促進を目的に市が2015年12月に取得の方針を表明。現在、先行取得した市土地開発公社から20億2164万円で購入する準備を進めている。

 売却については、早期の企業立地につなげるため、敷地全体の「一括」に加え、複数事業者による「共同購入」、購入者による「分割分譲」も可能とする方針を示した。佐藤市長は「本年度中の売却完了に向け、11月頃をめどに土地利用の条件を付けた一般競争入札への参加希望の公募を開始し、来年1月に入札を実施する」と述べた。岡本氏が質問した。